宇宙戦艦ヤマト
しばらく『宇宙戦艦ヤマト』を良質な画質で観ることが出来なかった。
2012年にBD BOXが出ていたがなかなか手に入らなかったのかな?
11月22日に再販(一部改変有りなのか?)版が発売される。
劇場版の4K UHDも出る。
宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4Kリマスター (4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc) 【通常版】
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 4Kリマスター (4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc) 【通常版】
『宇宙戦艦ヤマト』は著作権等のゴタゴタで手を出しにくい類のアニメなのか、配信も行われていなかった。
DVD画質では納得できない体になってしまったのも問題なのだが、綺麗な絵で観たい。
BDの再発で堰を切ったように、配信が始まっている。
TVシリーズだと、1作目は文句なしに綺麗だった。2、3作目はSDではないけれどHDだぞと胸を張って言うのは無理があるかな・・・。
少なくとも「地球か...なにもかもみな懐かしい。」とつぶやく沖田艦長に周りの目も気にせず号泣できるほどに高画質なことは保証する。
なんか、やっと日の目を見た感じがする。
子供の頃に夢中で観たものなのに大人の都合で目にすることが出来なくなるなんて、悲しすぎる。
『キャンディ・キャンディ』とかね。
アンソニーの落馬とか衝撃。
女の子向けアニメなのに物語が凄すぎて熱中してしまった。
死ぬまでにもう一度観たいよ・・・出来れば高画質で。
サイボーグ009
当時は石森章太郎だった。
本屋の棚の一番上に並べられているマンガの単行本。
買わない限り読まさないよという強い店主の意志を感じた。
その中に、『サイボーグ009』があった。
最初に買ったのは、サンデーコミックス版の第9巻。「移民編」だったと思う。
「天使編」で物語は頓挫してしまい、幾度となく○○編として蘇っては来たが、未完のまま石ノ森章太郎は亡くなってしまう。
その後、彼が残した創作ノートを基に、小説版、漫画版で完結したが、まあ、蛇足だったかなと思う。その完結版に似ているけれど、映画『 009 RE:CYBORG』(2012)の方が儚く切ないエンディングだったしまとまっていると思う。
長きにわたって書かれてきた009を全て読む。
手っ取り早いのは文庫版だ。
久しぶりに読み直そうと手に取って愕然とした。
文庫版だと、字が小さすぎて読めない。
ジジイになるとはこういうことかと悲しくなった。
読めるには読めるが、以前のような没入感が生まれない・・・字がかすんでるからねえ・・・。
そうだ、Kindleならと思ったが、全話収録というところが肝で、どうも欠けている話がいくつかあるように思う。
どうしても、“全話”にこだわってしまう。
辛いんだぞ、ジジイは。
攻殻機動隊 SAC_2045
公開日に一気見しました。
www.ghostintheshell-sac2045.jp
そこで終わるのかよと12話一気に観ての正直な感想。
続きをなるはやプリーズ。
Netflixでの公開なので、限られているといえば限られているものの、どうにも盛り上がらい理由は一挙公開だからかな?と思ったりします。
3Dはないだろうという意見もあるかと思いますが、『APPLESEED』で免疫ができているので問題なし。
作画崩壊して妙なことになっていても、作品総体として評価されるってあるでしょ(『機動戦士ガンダム』的な)。そういう感じかな。
攻殻S.A.C.的世界観を継承しつつARISE的なビジュアルを鑑みたのか、妙に幼い草薙素子だが、すぐ慣れる。
あと、作ってる人間の品位っていうのかな・・・、自分は全然OKなんですが、ハラスメントな表現がちょいちょい多いかなとは思う。めんどくさい時代だ。
タチコマが可愛いとか、おっさんの表現がキモイとか、角度を変えればしばらく楽しめそうなので、シーズン2を首を長くして待つことにします。
トグサ・・・愛妻家だってことで良いんだよね。
予約したよ、タチコマ。
ROBOT魂 攻殻機動隊 [SIDE GHOST] タチコマ-攻殻機動隊 SAC_2045- 約80mm ABS製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2020/08/31
- メディア: おもちゃ&ホビー
天気の子 - 眩しすぎる -
今更の『天気の子』。
新海作品は、前回『君の名は。』がとんでもない大ヒットだったけれど、あれは新海作品じゃないと思ってしまった。
好きな映画ではあるのだけれど、新海作品はもっと情けない感じであって欲しいのだ。 世界系(ここは問題なかったかな)で悲恋、そうあって欲しいのだ。
最後に“君の名前は?”なんて言って、ハッピーだったりすると“ちーがーうーだろー!”なわけだ。
避けてました『天気の子』。
金を手にして無理が効くというか好きなことが出来るんじゃないかな?と勝手に思っていたから、その結果が『天気の子』だとしたら・・・こんな新海誠・・・変わっちまったな・・・と思いたくなかったのだ。
情報もほぼゼロで鑑賞。
平日の夜、さすがに空いてます。
世界系のボーイ・ミーツ・ガール。記憶も消えません。ベタです。
もう1回、いや最低でも3回は観たいと思わせるところは凄い。
少年から青年になるけど、“大人”にならず“貫いた”帆高(主人公)がおじさんには眩しすぎるぜ。