120rpm

ミル、キク、モノ、コト

プログレ話(2) - キング・クリムゾン -

2015年の渋谷ライブは全て行った。
それを思い出すに十分なライブ盤。 

ラディカル・アクション~KING CRIMSON ライヴ・イン・ジャパン+モア(Blu-ray Disc付)
 

クリムゾン・キングの終焉。

そう思った。

キング・クリムゾンは後ろを振り向かないバンド。
作品ごとに違った顔を見せた。
ロバート・フリップの意志の元、メンバーの選定もされるから、全期で眺めると驚くほど参加メンバーが多いバンドだ。

ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ』(2003年)を最後にスタジオアルバム(新作)は発表されていない。

2015年の来日では、今まで聴きたくても演奏してもらえなかった作品たちをライブで聴けた。
「21世紀~」、「太陽と戦慄」、「レッド」などなど・・・クリムゾンからの最後のプレゼントだと思って、涙を流しながら聴いていた。

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ライブ後、写真まで撮らせてくれた。

2018年は行かなかった。自分の中でのキング・クリムゾンは終わっていたから。

プログレではなくなったかもしれないけど、この分野から1バンドだけ選べと言われたら、躊躇なくキング・クリムゾンを選ぶ。