120rpm

ミル、キク、モノ、コト

タバコ臭がする

amazonで注文した中古のBlu-ray が届いた。
中古屋から出荷されたそれは、とんでもなくタバコ臭がした。

若干の躊躇の後、ゴミ箱に直行した(もちろん、ディスクは捨てないけど)。
それでも異臭は酷く、ゴミ袋に入れてきつく縛る。

数年前までタバコ飲みだった。
葉っぱに火をつけなくなって4年くらい経つだろうか。例の疑似タバコ(アイコスとか)に替えてみたが美味くはない。そのアイコスが壊れて、タバコ屋の勧めでプルームテックにしたら、気持ちが萎えて“こんなもんくわえるくらいなら止めるわ”という感じで2年が経過している。

落語が好きだから、煙草、煙管(キセル)がネタに出てくる。落語家さんが美味そうに吸う姿を見ると吸いたい気もする。それでも"やっぱ吸わない”と思うのは、タバコ臭への嫌悪感からだろう。

喫煙者を毛嫌いするわけでもないし、嗜好として許されるものだけれども、副流煙も含め臭いの害は甚だしいとタバコを止めてみるとよく分かる。

正直、タバコを吸っていたがために人との出会いの機会を失ったことも多々あるのではないかと思ってしまう。

仕事で営業マンと話す機会もあるが、時間つぶしに一服してから来たなと分かるほどタバコ臭かったりすると、旨味のある話も半減する。タバコと真摯さは反比例する。

昭和生まれだから、映画館でタバコを吸っている(もちろん、上映中に場内で)なんて当たり前だった。寛容というか、

f:id:iga-120rpm:20190322232837j:plain

という時代だったということ。

タバコ臭いよとブツブツ言っているのは、他人への寛容さが足りないのかな・・・とぼんやりと幸福って何と考えてしまう。