ブルジョア的な、余りにブルジョア的な
自転車はお金がかかる。
タイヤ、チェーン、ブレーキシュー、スプロケット、チェーンリング、各種ワイヤー類。
ヘルメット、グローブ、シューズ、ジャージ、アイウェア。
大事に乗りたいなら、消耗品としてパーツ交換を繰り返していればそれで良い・・・にはならない。
例えば、ロードバイクのギア。自分の使っているリアのギア数は10速。
今、出回っているのは11速。12速のメーカーもある。
11速のパーツは10速では使えない。
市場から消えてしまう心配をしつつ、10速パーツを探し続けるか、最新のパーツに変更するかだ。
互換性がないので、各種パーツを一式(コンポ)交換になる。価格的には10万円オーバーだ。
タイヤも安くても数千円、決戦タイヤを奢ると万単位で飛んでいく。
悠々自適な暮らし向きの人じゃないと、なかなか“自転車ライフ”の継続は難しい。
プロフィールのアイコンにも使っているのが愛用のオークリー JAWBONE(ジョウボーン)。2009年に発売を開始したモデルで、特注カラー、当時としては珍しい遠近両用調光レンズを装着と・・・かなり無理して(金銭的にも)作ってもらったアイウエア。
その後、後継機種 Racing Jacket (レーシングジャケット)になったが、それも今はディスコン・・・。
つるの部分のラバーが経年劣化でべとついて不快だ。
amazonで交換品を入手。手に入るのは最後かな・・・と思う。
グダグダ書いてみたが、とにかくお金がかかる。それに見合った何かを得られるかどうか(走って気持ち良い、健康になった、痩せた、とか)でその投資分が返って来る・・・などと言い出した段階で駄目!
楽しいから走る、走りたいから走る、、、そんな原初的な衝動の当然の対価として消耗品にお金を使う・・・そんな感じじゃないと。
モチベーションってやつです。
このモチベーション維持のために自転車やパーツやウェア類を変えるという本末転倒なことになっていることが誠に残念だ。
中野通りの桜