120rpm

ミル、キク、モノ、コト

『なつぞら』第9回は神回だった

画しながらNHK連続テレビ小説なつぞら』を観ている。

4月10日の第9回。
柴田家から家出をして河原で焚き火しているなつ。
父からの手紙を読み返し、それに添えられた父の描いた楽し気な家族の絵に涙が止まらない・・・そこで流れる歌が「青空」でした。

こちらも涙でウルウルしながらも、一緒に歌えてしまった。

はて?
さすがにそんなに年寄りではないし・・・古い映画で観たのかしらん?

今朝、ハッと思い出しました。
5代目 古今亭今輔師匠の十八番「青空お婆さんですよ。
この落語の中にお婆さんが歌うのが「青空」でした。
好きで繰り返し聴いていたものだから、覚えてしまったんですね。


古今亭今輔 (五代目) 青空おばあさん*

なつが家族でお祭りに出掛けたところを夢想していると、泰樹(草刈正雄)ら柴田一家がなつを見つける。そんな柴田一家の姿を見つめ「どうして私には家族がいないの!」と泣き叫ぶなつ。

駄目です、なつの孤独を思うと、こちらも号泣です。

泰樹がなつを抱き締める。
「おまえにはもう、側に家族はおらん。だが、ワシらがおる。一緒におる」

駄目押しです。『アルプスの少女ハイジ』が頭をかすめつつ、大号泣です。