120rpm

ミル、キク、モノ、コト

スネークマンショー - 急いで口で吸え -

ネークマンショーだ。
横文字だとSnakeman showだが、カタカナ表記でも中黒は入らない。
スネークマンショーだ。

ソニーミュージック内にオフィシャル(なのか?)サイトがある。

::::::::::SnakemanShow::::::::::

時代遅れのFlashを要求するサイトなので要注意だ。天下のソニー様なので、変なことにはならないと思うが自己責任でクリックしよう。

サイトに貼られているリンク先は、切れていたりドメインが売りに出されていたりしてナイスだ。

サイトの幅は760px・・・幅800pxが推奨されていた時代、スクロールバーが表示された場合のマージンを取って760pxで作る・・・実に基本に忠実だ。素晴らしい。

現在、苦労せずに手に入るスネークマンショーのCDは5枚。

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左から、
スネークマン・ショー (急いで口で吸え!)』(1981年)
死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対! 』(1981年)
スネークマンショー 海賊盤』(1982年)
ピテカントロプスの逆襲』(1983年)
これらに加えて、ラジオ番組 「スネークマンショー」のネタを集めた
スネークマンショー・アンソロジー 』(2004年)

ポール・マッカートニーウィングスとして来日した1980年。成田で大麻所持のため拘留・強制送還。全公演が中止になった。たしか、日本テレビあたりが、特集番組まで組んで来日をあおっていて、楽しみにしていたのに、全てがおじゃんになった志ん生ネタを微妙に引っ張ってみた)

スネークマンショーのファーストアルバムには、そんなポールネタ「はい、菊池です」大麻所持で逮捕されたポール・マッカートニーが取調室で横柄な警官(菊池)にサインを何枚も頼まれるという寸劇)も入っている。

メンバー:桑原茂一伊武雅刀小林克也

時代を映す鏡・・・なわけもなく、自分たちが面白いということ好き勝手にやって、メジャーデビューしたらあっという間に空中分解したコントユニットがスネークマンショーだ。

80年代はエロに消極的なヤツはいなかった(少なくとも自分の周りには)
エロも差別も戦争もドラッグもジョークでぶっ飛ばした。
ブラックジョークとはこういうことだ。


残念ながらスネークマンショーのアルバムがなかった。YMO『増殖』より

音楽の合間に寸劇・ギャグが入るというスタイル。
自分の音楽的嗜好はスネークマンショーで作られたんじゃないか?と思うほど
今聴いてもスッと入ってくる選曲が光る。
エロ度かなり高めなので、みんなで聴くには躊躇してしまうが、懐かしくも色褪せないイケてる音楽とギャグに笑い転げてしまう。

これを繰り返し聴いているのもどうかとは思うけど(-_-;)。