スネークマンショー - 急いで口で吸え -
スネークマンショーだ。
横文字だとSnakeman showだが、カタカナ表記でも中黒は入らない。
スネークマンショーだ。
ソニーミュージック内にオフィシャル(なのか?)サイトがある。
::::::::::SnakemanShow::::::::::
時代遅れのFlashを要求するサイトなので要注意だ。天下のソニー様なので、変なことにはならないと思うが自己責任でクリックしよう。
サイトに貼られているリンク先は、切れていたりドメインが売りに出されていたりしてナイスだ。
サイトの幅は760px・・・幅800pxが推奨されていた時代、スクロールバーが表示された場合のマージンを取って760pxで作る・・・実に基本に忠実だ。素晴らしい。
現在、苦労せずに手に入るスネークマンショーのCDは5枚。
左から、
『スネークマン・ショー (急いで口で吸え!)』(1981年)
『死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対! 』(1981年)
『スネークマンショー 海賊盤』(1982年)
『ピテカントロプスの逆襲』(1983年)
これらに加えて、ラジオ番組 「スネークマンショー」のネタを集めた
『スネークマンショー・アンソロジー 』(2004年)
ポール・マッカートニーがウィングスとして来日した1980年。成田で大麻所持のため拘留・強制送還。全公演が中止になった。たしか、日本テレビあたりが、特集番組まで組んで来日をあおっていて、楽しみにしていたのに、全てがおじゃんになった(志ん生ネタを微妙に引っ張ってみた)。
スネークマンショーのファーストアルバムには、そんなポールネタ「はい、菊池です」(大麻所持で逮捕されたポール・マッカートニーが取調室で横柄な警官(菊池)にサインを何枚も頼まれるという寸劇)も入っている。
時代を映す鏡・・・なわけもなく、自分たちが面白いということ好き勝手にやって、メジャーデビューしたらあっという間に空中分解したコントユニットがスネークマンショーだ。
80年代はエロに消極的なヤツはいなかった(少なくとも自分の周りには)。
エロも差別も戦争もドラッグもジョークでぶっ飛ばした。
ブラックジョークとはこういうことだ。
残念ながらスネークマンショーのアルバムがなかった。YMO『増殖』より
音楽の合間に寸劇・ギャグが入るというスタイル。
自分の音楽的嗜好はスネークマンショーで作られたんじゃないか?と思うほど
今聴いてもスッと入ってくる選曲が光る。
エロ度かなり高めなので、みんなで聴くには躊躇してしまうが、懐かしくも色褪せないイケてる音楽とギャグに笑い転げてしまう。
これを繰り返し聴いているのもどうかとは思うけど(-_-;)。