120rpm

ミル、キク、モノ、コト

Hidizs AP80 - 中華と侮るなかれ -

ォークマンを手放して数か月。スマホで音楽を聴いてきた。
文句がないわけではないけれど、ま、こんなもんだよねと思って使ってきた(微妙な不満とストレスあり)

小さく持ち運びが億劫じゃなく、出来れば音質や筐体の質感もそこそこ高く、ワイヤレスならBluetooth時LDAC対応・・・なんてないよなと思っていた。

あるんですね。
いくつか比較検討して、AP80に決定。

中華です。
made in Chinaは“安かろう悪かろう”“電子機器だと個人情報抜かれるぞ”といったイメージ。情報云々はグレーな気もするが、知られて困るほどの情報も持っていないからそれほど気にしない。

“安かろう悪かろう”も今は昔。

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どうです、この質感。

いじった時の硬質感も大したものです。で、安い(17,010円でした)。同じ内容でSONYあたりが作ったら倍の値段をつけるのでは?
音質ももっさりせずえぐみのない抜けの良い音(わずかに下が弱いかな)で暴れないナチュラルさが気に入った。

取扱説明書は英語と中国語のみで、操作系で悩むほどではないけれどやや不親切かなと思う。

気になるところは、音楽ソフトMusicBeeで作成したプレイリストが上手く反映しないことかな。
AP80側でプレイリストをダミーで作ってそこにぶち込むか、ディレクトリー構成を理解した上でMusicBee側の設定変更か・・・ちょっと考えよう。

購入を検討している方の参考に、簡単な仕様を記載しておきます(気に入った点を太字表記)。

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破損防止用ゴムカバー装着(付属品)サイズはこんな感じ

DACチップ:ESS Technology「ES9218P」
126dBのS/Nと、-113dBのTHD+N
ヘッドホン出力:3.5mmステレオミニ端子
Bluetooth機能も内蔵(コーデックはaptX、LDAC対応
USB-DAC機能およびUSBトランスポート機能を搭載
本機をUSB-DACとしてパソコンからの音声を再生したり、トランスポートとしてDACへ信号を出力

HiBy社が提供するOS「HiBy 3.0 OS」を搭載
HiBy Link機能を備え、スマートフォン上のHiBy Musicアプリから直接AP80を操作可能

play.google.com

パラメトリックイコライザーと音場調整に基づく複数のアルゴリズムを組み合わせて設計された音質調整機能・各パラメーターを調整可能

2.45インチのタッチ式ディスプレイを搭載
UIはタッチおよびスワイプですべての操作が行えることに加え、筐体には、操作用のホイールと3つの物理ボタンを搭載し、直感的な操作も可能(ボリュームはALPS社製)

バッテリーは800mAh(10~15時間駆動と30日のスタンバイ)
充電および入出力用のUSB type-C端子(フル充電1.5時間)

FLAC、APE、WMA、WAV、ALAC、DSD(DSF/DFF)などのフォーマットに対応
PCMは384kHz/32bit、DSDは2.8MHzおよび5.6MHz(PCM変換)に対応

microSDカードスロットを搭載しており、最大1TBのストレージをサポート(内蔵ストレージなし)

出力:70mW+70mW
周波数応答:116dB
外形寸法:約49W×58H×13Dmm
質量:70g

紹介記事
1万円台DAPに“キラーモデル”登場! HIDIZS「AP80」の完成度はビギナーもマニアも唸らせる (1/3) - PHILE WEB

メーカーサイト
AP80 | HIDIZS JAPAN