スマホで音楽を良い音で聴く方法
過去記事でスマホで音楽を聴くのが微妙にストレスという話をしました。
AP80を使ってきて、これはこれでストレスなことが数点。
受信にノイズが乗る。街中の無線に影響されるのか、市街地だと結構辛い。電車の中でも他人のBluetoothのせいか分からないが、ノイズや音楽のピッチ、リズムが微妙に狂うのはかなり気持ちが悪い。
Bluetooth接続をいちいち設定画面で認証しないといけない・・・たまに上手くいったりするから、これもBluetoothの出来の悪さってことなのかな?
音は良いのだけれども、諦めることにしました。
Androidでも設定をしっかりやれば、良い音は確保出来るはず。スマホのOSはAndroid9なので、その画面で説明します。
音質の設定は[開発者向けオプション]で行います。通常は隠されていて触ることが出来ないため、まずはそれを表示させます。
[開発者向けオプション]メニューを表示させる方法
(1)「設定」-[システム]-[端末情報]-[ソフトウェア情報]をクリック。
(2)[ビルド番号]を7回連続でクリック。
(3)「これでデベロッパーになりました!」「あなたは今開発者になりました!」といったメッセージが表示されたら、設定は完了。
オーディオコーデック等を確認して高音質設定にする
(1)Bluetoothでヘッドホンを使っているなら、接続した状態で、「設定」-[システム]-[開発者向けオプション]をクリック。
(2)自分の場合、オーディオコーデック: LDAC、サンプリングレート:96.0kHz、オーディオビット:32ビット にしています。
この画面でそれぞれの項目を好みのコーデック等に変更出来ます。
これで、スマホ本体の音質は改善されたはずです。
お薦めの音楽再生用アプリ
音楽再生用アプリによっては、音質に差が出ます。いくつか使ってきましたが、その中でベストだと思うのが、Powerampです。
ストリーミング重視ならGoogle PlayやAmazon Musicなどでしょうが、ハイレゾ音源を手に入れたり、CDから取り込んで自分で管理するオールドスタイルなら、音楽管理ソフト MusicBee - 再生アプリ Poweramp の組み合わせが好きです。
注意点をひとつ。
MusicBeeで作成するしたプレイリストをPowerampで確認すると曲数が少ない(減っている)かもしれません。【プレイリストBOM問題】で検索すると、それっぽい記事がわんさか出てくると思います。
元々がiTunesに追いつけ追い越せで開発を進めてきた歴史の中で、iTunesユーザーが移行をしやすくするために、apple寄りの設定が多いのかなと邪推しています。
iTunes では M3UファイルをUnicode(UTF-8)で書き出しますのでm3u8が標準の拡張子となります(appleから離れてかなり経つので今もそうなのかは微妙ですが)。
何が言いたいのかというと、プレイリストは通常「.m3u」 形式で出力するのが一般的ですが、「.m3u8」形式で吐き出せば、Powerampで認識するプレイリストが作れますよということです。MusicBeeで「設定」~「プレイリストの格納」「保存形式」-[.m3u8]に変更すればOKです。
Powerampの再生画面。なかなかカッコ良いと思うのです。
ちなみにオレンジで丸く囲った部分ですが、先程のBluetooth設定が確認出来ます。