Railways三部作
あけましておめでとうございます。
人が殺される話は観たくない。
最近の基本はそこ。
昔観たお気に入りの映画たちは別にして、新たに観る映画たちに殺しは要らない。
主人公は訳ありの人々。総じて人生の折り返しを感じさせる人々。
転職、定年、離婚、生き別れなど、、、長く生きていれば経験する、どちらかといえばありふれた日常を淡々と描いている。
そんな描写を素直に受け入れる歳になったってことかな。
都会でのサラリーマン生活を捨て、地元で電車の運転手になる・・・その決意までのつなぎが弱い気もするけど、娘との距離の縮め方にホッとする。心がギスギスしない第一作。
三浦友和だから安心して観れる。とても素敵な役者さんになったと思う。この三作品から1本だけというなら、この作品を選ぶ。