テレキャスターの名手
テレキャスターといえば、自分の中ではロイ・ブキャナンとダニー・ガットン。
ロイ・ブキャナン
来日時の模様をFM放送で聴いて感動した。たまたま。録音もしていたのでかなり繰り返し聴いていた。後日、その演奏はライブアルバム『Live in Japan』として発売された。
ロイ・ブキャナン - Wikipedia
スタジオアルバムはどれも大好きなのだが、ライブにこそ華がある。
『Live Stock』が名盤の誉れ高いが、その完全版としてぶっ飛んだ名演が聴ける『ROY BUCHANAN / Live At Town Hall 1974』、こちらがおススメ。
悲しい最期を迎えてしまったロイ・ブキャナンだけれど、尊敬する名ギタリスト。
痺れる。
ダニー・ガットン
どれくらい知られているのだろう?(日本語版wikiはない)
Danny Gatton - Wikipedia
面白さという点では、この人ほど聴いていて面白い演奏はない。
めちゃめちゃ楽しい。
手持ちのアルバム7枚。
カントリー、ブルース、ジャズ、ロカビリー、ハワイアン・・・なんでもこなす器用貧乏な人。
とにかくギターの上手い人だなとそのフレーズのひとくさりですぐにビシビシ伝わってくる。余裕がありすぎるほどの演奏技術は凄いの一言。
的が絞られていないおもちゃ箱をひっくり返したような音楽にめまいがする。
どうしてこの人は今一知られることなく自ら命を絶ってしまったのだろう・・・。
ギターミュージックが好きなら、『88 Elmira ST.』がおススメ。
何が悲しいって、こんなに素敵な音楽を作り出した彼らの“次”が永遠に聴けないってことだよね。