120rpm

ミル、キク、モノ、コト

洋楽

Now And Then そして 赤盤、青盤

リマスターではない。リミックスなのだ。 技術の進歩と歩調を合わせて創造のイマジネーションを広げたビートルズらしいなと思う。 デビュー当時、録音機材は2トラック。その後、『Help!』あたりから4トラック、そして『Abbey Road』は8トラックだろうか。初…

VIVANTなど

『いだてん』を最後まで観てから、テレビドラマをよく観るようになった。 朝ドラも好きだし大河も観る(『どうする家康』は途中で脱落・・・)。 最近では、何といっても『VIVANT』でしょ。 www.tbs.co.jp 朝ドラでも『カムカム』あたりから伏線回収的な楽し…

テレキャスターの名手

テレキャスターといえば、自分の中ではロイ・ブキャナンとダニー・ガットン。 ロイ・ブキャナン来日時の模様をFM放送で聴いて感動した。たまたま。録音もしていたのでかなり繰り返し聴いていた。後日、その演奏はライブアルバム『Live in Japan』として発売…

アル・ディ・メオラのニューアルバム

お気に入りなんですね、ビートルズ。 Al Di Meola "Strawberry Fields Forever" (Official Video) New Album "Across The Universe" March 13th 『Across The Universe』3月13日発売。 Across the Universe アーティスト:Al Di Meola 出版社/メーカー: Ear M…

最近聴いている音楽 - その5 -

昔の同僚がとにかく好きだった。ギグをすると必ずマーク・ノップラーを真似ていた。今、その彼が熱中していた半分くらいは分かるようになったかな。 ダイアー・ストレイツ & マーク・ノップラー 揺蕩うような大河の流れ。ゆったりと、そしてどっしりと重心の…

最近聴いている音楽 - その4 -

復活ライブを観た時は涙が出た。サイモンとガーファンクルが好きだった。久しぶりのシングルが1975年に発売された。「マイ・リトル・タウン」・・・名曲。 それから更に6年。復活ライブ。NHKから流れる彼らの姿を食い入るように観ていた。 ポール・サイモン …

最近聴いている音楽 - その3 -

シンガーソングライターという音の響きにワクワクした。 ジェームス・テイラー 学校から帰って夕方4時からFMラジオから流れる彼の曲・・・今聴いても黄昏時を思い出す。アコースティックギターはジェームス・テイラーとポール・サイモンが手本だった。 ブリ…

最近聴いている音楽 - その2 -

泣きのギターとはこのことだ。 ロイ・ブキャナン ピッキングハーモニクスとは何かを知りたければ、彼の演奏を聴くべき。ピンと来ない人も多いのかもしれないけど、ほんと、過小評価されてしまっている名ブルースギタリストなのです。 1977年の来日時に、FM放…

最近聴いている音楽 - その1 -

今更なのに懐かしくもあり新しくもあり。 トーキング・ヘッズ スタジオアルバム全てを繰り返し聴いています。 『サイコ・キラー'77』 - Talking Heads: 77 (1977) 『モア・ソングス』 - More Songs About Buildings and Food (1978) 『フィア・オブ・ミュー…

NODA・MAP『Q:A Night At The Kabuki』の先行予約ゲット - 転売屋は死ね! -

NODA・MAPの新作だ。夢の遊眠社から観てきているので40年来の追っかけだ。 www.nodamap.com 今まで運が良いのか、妻と二人で申し込んで何とか一公演は観られていたが、ここ数年は特にひどくてチケットが取れなかったファンも多かったんじゃないかな? 元凶は…

デアボリカ - イタリア版エクソシストって言うな! -

看板に偽りあり。といっても、映画ポスターの方ではなく、円盤の方。 デアボリカ(1974) 人妻ジェシカ(J・ミルズ)は、突然妊娠した。あれほど気をつけてピルを欠かさず用いていたのに、医師ジョーンズ(D・コリン・ジュニア)によれば三ヵ月だという。…

『エクソシスト』から広がった世界

現代音楽を知ったのも『エクソシスト』だ。 『エクソシスト』から広がった音楽の世界は、現代音楽とプログレッシブ・ロック。 プログレッシブ・ロック - Wikipedia 映画のエンディングに流れるヘンツェ「弦楽のためのファンタジア」第4楽章には痺れた。 エク…

スネークマンショー - 急いで口で吸え -

スネークマンショーだ。横文字だとSnakeman showだが、カタカナ表記でも中黒は入らない。スネークマンショーだ。 ソニーミュージック内にオフィシャル(なのか?)サイトがある。 ::::::::::SnakemanShow:::::::::: 時代遅れのFlashを要求するサイトなので要…

こんばんは、渋谷陽一です

少なくとも、洋楽に関しては、ほとんどが渋谷陽一で出来ている。 80年代って投稿文化だったと思う。 rockin'on投稿雑誌だった。ミュージックライフなんてミーハーだよ!大して詳しくもないのに、評論家気取りで投稿してた。各号をきれいに揃えると背表紙が一…

懐かしのテクノポップ

学生時代に世間を席巻した音楽的ムーブメントは、パンクではなくテクノだった。今のテクノとは違う。テクノポップ、当時はこれがテクノだった。 日本なら、YMO、P-MODEL、ヒカシュー、プラスチックス。海外なら、クラフトワーク、OMD、ウルトラヴォックス、…

プログレ話(5) - ジェネシス -

ジェネシスを語る上で外せない二人。 ジェネシスを捨てた男・ピーター・ガブリエルジェネシスの面白さは、ピーター・ガブリエルの演劇性に依存していたと思う。ジェネシスとジェスロ・タルあたりに、演劇や文学との融合を強く感じる。 そんな芝居がかった作…

プログレ話(4) - イエス -

イエスとは、クリス・スクワイアだ。リック・ウェイクマンはハノンばかりを練習しているうちに独創性を失った退屈なピアニストにしか思えない。唯一気に入っているのは、『ヘンリー八世の六人の妻』。だから、リック・ウェイクマンが参加していなくて脂がの…

プログレ話(3) - エマーソン・レイク・アンド・パーマー -

最も早く陳腐化したプログレバンドだと思う。 エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP) MOOGの音色にプログレッシブを感じたのは今は昔、80年代にはその音色に古さを感じた(今は一周まわって斬新なサウンドということになるのかな?)。 音楽的な胡散…

プログレ話(2) - キング・クリムゾン -

2015年の渋谷ライブは全て行った。それを思い出すに十分なライブ盤。 ラディカル・アクション~KING CRIMSON ライヴ・イン・ジャパン+モア(Blu-ray Disc付) アーティスト: キング・クリムゾン 出版社/メーカー: WHDエンタテインメント 発売日: 2016/08/31 メ…

プログレ話(1) - ピンク・フロイド -

邦題がとにかくダサい。なんだこれ? 永遠(TOWA)-Standard Version- アーティスト: ピンク・フロイド 出版社/メーカー: SMJ 発売日: 2014/11/19 メディア: CD この商品を含むブログ (3件) を見る 『永遠/TOWA』(2014年)(原題:The Endless River) 『原子…

ジミ・ヘンドリックスを聴こう

ロックの通過儀礼でもある。ポップでアート。ブルース。おどろおどろしい感じwジミヘンって軽く言うな。 生前発表されたアルバムは、たったの5枚。 アー・ユー・エクスペリエンスト? - Are You Experienced (Track 613 001)(1967年) アクシス:ボールド・ア…

SONY MDR-CD900ST - 原点回帰 -

つい数日前まではMDR-Z1Rを使っていた。最近、クラシックをよく聴いていたが、たまたま、ジミ・ヘンドリックスの『Are You Experienced』を引っ張り出して聴いて驚いた。 何だ、この遠くで鳴ってる第三者感は!違うんだよ、もっとすぐそばでジミヘンが演奏し…