120rpm

ミル、キク、モノ、コト

プログレ話(5) - ジェネシス -

ェネシスを語る上で外せない二人。

ジェネシスを捨てた男・ピーター・ガブリエル
ジェネシスの面白さは、ピーター・ガブリエルの演劇性に依存していたと思う。
ジェネシスジェスロ・タルあたりに、演劇や文学との融合を強く感じる。

そんな芝居がかった作風は、ピーター・ガブリエルの脱退で消えていき、分かりやすいポップス色を強めていく。

ジェネシスを駄目にして成功させた男・フィル・コリンズ
駄目にしたかどうかは実は微妙な気もする。少なくともセールスという点では大成功しバンドとしての全盛期を迎えるわけだから。

『そして3人が残った』(1978年)以降、もう自分の好きなジェネシスではなくなった。『ディシプリン』以降のキング・クリムゾン、『ロンリー・ハート』以降のイエスのように。 

 

『怪奇骨董音楽箱(Nursery Cryme)』(1971年)
『フォックストロット(Foxtrot)』(1972年)
『月影の騎士(Selling England By The Pound)』(1973年)

ジェネシスなら、まずはこの3枚。 

 

ナーサリー・クライム(怪奇骨董音楽箱)(DVD付)(紙ジャケット仕様)

ナーサリー・クライム(怪奇骨董音楽箱)(DVD付)(紙ジャケット仕様)

 
フォックストロット

フォックストロット

 
セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド

セリング・イングランド・バイ・ザ・パウンド