モンティ・パイソン
海外コメディのお気に入りは、『空飛ぶモンティ・パイソン』(1969-1974)と『SOAP』(1978-1981)。
空飛ぶモンティ・パイソン
モンティ・パイソンはイギリスの代表的なコメディグループで、人気、知名度共にビートルズかモンティ・パイソンかという具合だ。
日本では1976年から彼らの看板番組『空飛ぶモンティ・パイソン』が東京12チャンネルで開始された。
メンバー6人と吹き替え(自分の中での主な役柄)は下記の通り。
グレアム・チャップマン:山田康雄 - ルパン三世、クリント・イーストウッド
ジョン・クリーズ:納谷悟朗 - 銭形警部、チャールトン・ヘストン
テリー・ギリアム:古川登志夫 - 諸星あたる
エリック・アイドル:広川太一郎 - ジョン・レノン
テリー・ジョーンズ:飯塚昭三 - ネオ・コルテックス(クラッシュ・バンディクー)
マイケル・ペイリン:青野武 - 真田志郎(宇宙戦艦ヤマト)
映画好きならテリー・ギリアムあたりがピンとくるかも知れないが、声優陣はほとんどの方がご存知(あるいは聞いたことがある)のレジェンドばかりだ。
「空飛ぶモンティ・パイソン」“日本語吹替復活”DVD BOX
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: DVD
- 購入: 6人 クリック: 278回
- この商品を含むブログ (192件) を見る
同時代の事件や哲学に敏感に反応するとともに、同性愛や民族・宗教上の差異を扱ったきわどいネタも多く、そのナンセンスさと毒の強さは以後コメディにとどまらず多くの欧米文化に影響を与えた。wikipedia
当時楽しんでいた方なら、数あるモンティ・パイソンのDVDの中でも、“日本語吹替”BOX以外の選択肢はない。声が良いんだなあ・・・。
スパム Spam
迷惑行為を表す「スパム」の語源となったのが、このスケッチ(コント)。
何故かヴァイキングのたくさんいる大衆食堂にバン夫妻(エリック・アイドル、グレアム・チャップマン)が天井から吊り降ろされてやってきて、厚化粧のウェイトレス(テリー・ジョーンズ)にメニューを尋ねる。ウェイトレスはメニューを読み上げるが、その中は「豚肉と煮豆とスパム」「スパムと卵とソーセージとスパム」「スパムとスパムとスパムとスパムと煮豆とスパムとスパムと…」などと「スパム」ばかり入っている。スパム嫌いのバン夫人(チャップマン)は逆上するが、ウェイトレスはスパム入りのメニューしかないと言い張る。「スパム」が連発されるうちに、周りにいたヴァイキングたちが「スパム、スパム、スパム……」と合唱を始め、食堂はわけのわからない状態になる。 そこへハンガリー人(ジョン・クリーズ)がハンガリー・英語辞書を手に現れるが、辞書頼りのためウェイトレスへの注文が卑猥な発言(「かわいいお尻ちゃん」「私の腸はスパムでいっぱい」)になってしまい、不審者として警官に連れて行かれる。 カットが変わって歴史学者(マイケル・ペイリン)が登場し、ヴァイキングについて語り始めるが、その話の内容もすぐスパムだらけになり、背景の幕が吹っ飛ぶとそこは元の食堂で、結局ヴァイキングが合唱。食堂をバックに流れるクレジットも「SPAM」で溢れている。wikipedia
文字で読んでもちっとも面白くない・・・つまらん。
『空飛ぶモンティ・パイソン』のエッセンスを気軽に楽しむには、彼らの劇場版第一弾『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』(1971)。
『空飛ぶモンティ・パイソン』の人気コントを映画用に撮り直したものだ。Blu-rayで発売されているので高画質でナンセンスを楽しめる。もちろん、先の声優陣の吹替版も入っている。
バカバカしすぎて、怒る人もいるかも。