未来惑星ザルドス - 生き続けることとは -
低予算だからね。そこ大事だと思うのだ。
未来惑星ザルドス(1974)
2293年の未来、人類は不老不死の「エターナル(Eternals)」と死のある「獣人(Brutals)」に分かれていた。エターナルはボルテックスという土地に住み、獣人は荒廃した土地でエターナルのために食料を生産していた。二つの世界はザルドスという名の、人の頭部を模した空飛ぶ石像のみが往来し、ザルドスは穀物を受け取る代わりに獣人の中から選んだエクスターミネーターという殺し屋集団に武器を渡していた。エクスターミネーターのゼッドはザルドスを操るエターナルのアーサー・フレインを殺してザルドスに乗り込みボルテックスへ旅立つ。
ボルテックスに着いたゼッドはコンスエラとメイという二人のエターナルに出会い、エターナル達と暮らし始める。
ゼッドは『オズの魔法使い』(The Wonderful Wizard of Oz)という古い本を見つけ、「Zardoz」の語源を知る。また獣人は生きることに退屈したアーサー・フレインによって、エターナルに「死」を復活させるために創造されたことが明らかになる。
やがてエターナルの安逸だが不毛な暮らしに耐えられなくなったゼッドは、仲間のエクスターミネーターたちを呼びこむ。ゼッドとエクスターミネーターたちはボルテックスを地獄絵図に変えるが、エターナルたちはむしろそれを喜んで受け入れて滅びていく。そしてゼッドはザルドスの中でコンスエラと所帯を持ち、子供を産み、育て老い死んでいく。wikipedia
amazonさん、そんなに笑わせないでw
史上空前の大型SF映画遂に出現!
盛り過ぎです。制作費100万ドルの低予算映画です。
地球から大宇宙へ007のショーン・コネリーが挑む
ひたすら半裸のショーン・コネリーが楽しめます。
未来惑星に秘められた不老不死の謎!
まあ、謎が解けるかといえば、ないんだけどね。生き続けることの意義をどう捉えるかで映画の評価も変わるかも。
●71年『007ダイヤモンドは永遠に』で007シリーズを引退したショーン・コネリーが満を持して主演、007よりもさらに野生味たっぷりの熱演。
●カンヌの監督賞を2回受賞、『戦場の小さな天使たち』でアカデミー賞ノミネートの巨匠ジョン・ブアマンが監督。
●核戦争で地球が荒廃し、一部のエリート集団がその他の人間を獣のように扱い人間狩りをする近未来。バイオレンス描写が生々しいバイオレンス大作。
●スリル・冒険・アクション・エロティシズム、いずれも満点のSF大作。Amazon
ジョン・ブアマンを巨匠扱いしているが、それは後年の話。このザルドスの次は、『エクソシスト2』を監督。ぶっ飛んだ監督の感性について来れるか!?くらいがちょうど良い。
バイオレンスを二乗にするほどバイオレンスではありませんし、そもそもがバイオレンス映画ではありません。
人によるけど、エロティシズムは多少あるかな・・・凄いぞぉと煽っちゃダメでしょw
独特のビジュアルは癖になる。何度も観たくなる不思議な映画。
なぜかこの怪作は国内でblu-ray化がされていません。ヨーロッパ盤を買いました。到着が楽しみです。