ショスタコーヴィチ ジャズ組曲第2番
クラシックの作曲家で好きな5人
バッハ
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バルトーク
ストラヴィンスキー
ショスタコーヴィチ
キューブリックの遺作『アイズ ワイド シャット』のオープニングを観る。
ショスタコーヴィチのジャズ組曲第2番 - ワルツ第2番が流れる。
ジャズ組曲第2番で知られているが、舞台管弦楽のための組曲が正しい。
『アイズ ・・・』で流れるワルツ第2番は『第1軍用列車』内の映画音楽が元ネタ。
ロシア映画『第1軍用列車』は、
で観ることが出来る。
翻訳がないのがつらいが、1:27:31からワルツ第2番が流れる。
ユダヤ的音楽に込められたショスタコーヴィチ反ソ思想。
その音楽を採用したユダヤ系のキューブリック。
- アーティスト: シャイー(リッカルド),ショスタコーヴィチ,ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団,ブラウティハム(ロナウド),マスーズ(ペーター)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2006/04/12
- メディア: CD
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ジャズ組曲第2番の愛聴盤はリッカルド・シャイーのこれ。
ショスタコーヴィチの良さは、調性感を失わずにグロテスクなまでのリアリティを内包しているところ。
ショスタコーヴィチは、着飾られた虚構の世界ではなく、汚れていても直視すべき現実世界を音で示した巨人だと思う。