120rpm

ミル、キク、モノ、コト

翔んで埼玉 - 場外ホームランの出るドーム球場を持つ県 -

西武球場は不思議な球場だ。www.tondesaitama.com

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翔んで埼玉(2019)

暑い夏のある日、埼玉県の熊谷市に住む「菅原家」。娘の愛海の結納のため、父の運転する自家用車で都内に向かっていると カーラジオのNACK5で、都市伝説を題材にしたラジオドラマが始まった。それは「埼玉解放の伝説の人物・麻実麗」の物語だった。

199X年、東京では埼玉への迫害が続いていた。埼玉県人は通行手形なしでは都内に入ることもできず、過度に虐げられた生活を余儀なくされていた。そんな東京にある代々都知事を生み出してきた超名門校・白鵬堂学院に、海外から麻実麗という美少年が転校してきた。Wikipedia

現代パートと伝説パートに分け、伝説パートに対して現代パート側のツッコミ(特に菅原愛海島崎遥香)でバランスを取りながら、原作を遥かに超えたディスりが見どころの抱腹絶倒の怪作。

魔夜峰央ファンは問題ないとして、内容的について来れるかな・・・関東地区限定な笑いが多めです。

落ち着く間がなくて、涙でスクリーンが見えません!

伝説パートは、ちょいちょいとばっちりを受ける他県や東京都下に大笑い。でも、ゆうこりんの部分は・・・許さないからな!w
現代パートでの 菅原真紀:麻生久美子千葉愛炸裂がツボでした。

羨ましいな、埼玉県民。
これだけ弄ってもらえたら本望でしょう。

ラストシーンを見ていて、埼玉凄いな!と思っ・・・いかんいかん、埼玉化計画に乗ってしまうところだったよw

そのバーターは何なの?というような唐突感のあるエンディングテーマが流れたりすることもなく(はなわ「埼玉県のうた」がまた良い)、最後まで作品のアイデンティティを失わず突っ走った爽快感は見事でした。

いつも口ずさんでいる(未だに歌ってたんかいと自分にツッコミ)さいたまんぞうなぜか埼玉」が流れまくっていたのがとにかく嬉しかった・・・いや、懐かしかった。