ニーべルングの指輪
以前は、ロック最高!と思うと、クラシックやジャズなど他のジャンルのCDを全て売り払うなんてことをしていた。
逆もあって、やっぱりクラシックよね・・・と思うと・・・。
見事に無駄な浪費を繰り返すわけだが、やってしまったことは仕方ない。
CDなんて余程の珍盤でもなければ高く売れるわけもなく、売却の手間が億劫で、それが幸いして、今現在は、各分野のCDがまばらに揃っている感じだ。
“リング”が聴きたいなと思い、ショルティ盤はどこだ?と探すが見つからない。
まさか売ったのか?
そうだ・・・オペラは観るもので聴くものではないという考えに取りつかれ、全て売却した・・・そんな微かな記憶がある。
amazonで安くなって売っていることにモヤモヤしつつも、再度購入。 昔買った時とはパッケージも違うけど、中身は問題なし。
Wagner: Der Ring Des Nibelungen:Boulez [DVD] [Import]
映像では、LDで予約して買い揃えたシェロー&ブーレーズ盤が懐かしい。
当時、舞台設定を産業革命の時代に置き換えた演出に驚いたが、ストーリーの必然性を感じさせる緻密な演出にグイグイとのめり込んで観た。
今も、DVDでたまに観るが、色褪せない。Blu-rayにならないかな・・・。
持っているのは海外盤なので日本語字幕ではなく英語字幕。
ドイツ語のリズムと合っているので、違和感なく観れます。
拙い英語力で太刀打ちできない時は、対訳本をパラパラめくれば大丈夫。
ワーグナー ニーベルングの指環〈上〉序夜『ラインの黄金』・第1日『ヴァルキューレ』 (オペラ対訳ライブラリー)
ワーグナー ニーベルングの指環(下)第2日『ジークフリート』・第3日『神々の黄昏』 オペラ対訳ライブラリー
あるいは、こんな対訳サイトもあるので参考にしている。
こちらに十分な気力がないとなかなか最後までたどり着けない大作という点で、ワーグナー『ニーべルングの指輪』と手塚治虫『火の鳥』は似ている。
今回は最後までたどり着けるかな・・・。