120rpm

ミル、キク、モノ、コト

ホンダ CR-V ハイブリッドを試乗

ンダ CR-V ハイブリッドは、ディーラー曰く、試乗車が少なくて・・・と言っていたが、用意していただいた。
実は、すでに注文済みで今月末~来月前半には納車予定なのだが、妻も乗ってみたいと言うのでお願いしていた。

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後が愛車のヴェゼルハイブリッド、手前がCR-Vハイブリッド

CR-Vはユーザーを選ぶ 
初めから全部乗せのオールインワンで、ポンと出して“良かったら買ってね”という潔さ、カラーの少なさ、冒険よりも安心して使える“コンサバ感”を許容できるか否か・・・。
ユーザー対象は、50代かと思うので、トヨタのような“やんちゃ”よりも落ち着いているけどもうひと華という刹那的な渇望感を満たす車がCR-Vだ。
車は単なる道具、尖る必要なし、仕様に文句をつけるなら買わなくて結構というくらいつけはなして来た。

まず素晴らしいと思ったのは、ブレーキング。
効くのは当たり前なので、その部分ではなく、しっとりとショックなく停止すること。
ヴェゼルの残念だった部分は、どんなに慎重に止まろうとしても僅かにカックンとショックが伝わる。
ハイブリッドだからという気がしていたので、CR-Vも同じだと寂しいなあと思っていたが、全くの杞憂だった。

試走した路面は舗装路ではあるけれど、マンホールや補修跡が多い。
ヴェゼルは硬めでダイレクトにその状況を伝えてくる。
悪いことではないけれど、雑味の多い伝え方で、何だか安っぽい振動がある。
CR-Vはコクコクと周期の短い僅かな振動で状況を伝えてくる。
シャシーの剛性とサスペンションのバランスが良いってことか?

ハンドリングってほどではないけど、革の縫い目が気にならないハンドルそのものの何でもなさが良い。
違和感なく、向きたい方向に車が向く。

EV走行していてエンジンは発電用に回っている状態。
エンジン音が僅かに耳障りだったが、暖気が済むと至って静か。

納車が待ち遠しい。