自転車乗り近況
喘息持ちだから、寒い季節は敬遠していた。
大分暖かくなったから、先日、久しぶりに自転車に乗った。
ポタリング(自転車散歩)レベルで走る。
しばらく走ると上腕三頭筋(上腕の裏の筋肉)に違和感。こんな簡単に筋肉痛になるか・・・。
自転車は体幹で支えるもの。
それが出来ていないと、腕や脚、尻で支えることになる。
滑らかなペダリングで効率良く力が伝達できれば速く進む。
その力を、体を支えるために使ってしまうと、疲れるばかりで先に進まない。
ブログのタイトルにもなっている【120rpm】は、1分間に回すペダル回数を示している。120rpmはかなり高回転で、これを維持しながらロングライド(2時間以上)することは難しい。100~110rpmで15分くらい回せたら御の字だと思う。
競輪選手など、瞬発的な力のかけ方だが、300rpm以上もザラだというから驚きだ。
自分はせいぜい170rpm・・・200rpmは無理だと思う。
といった具合に、自転車でペダルを回すというのは、体幹あってのもので、腕が痛くなるようでは完全にアウトだということだ。
尻も痛い。これは慣れだったりもするが、筋肉が衰えをカバーしようと変な姿勢で乗っていたために起きる。
少しづつ距離を伸ばし、体を馴染ませることにしよう。
ブルジョア的な、余りにブルジョア的な
自転車はお金がかかる。
タイヤ、チェーン、ブレーキシュー、スプロケット、チェーンリング、各種ワイヤー類。
ヘルメット、グローブ、シューズ、ジャージ、アイウェア。
大事に乗りたいなら、消耗品としてパーツ交換を繰り返していればそれで良い・・・にはならない。
例えば、ロードバイクのギア。自分の使っているリアのギア数は10速。
今、出回っているのは11速。12速のメーカーもある。
11速のパーツは10速では使えない。
市場から消えてしまう心配をしつつ、10速パーツを探し続けるか、最新のパーツに変更するかだ。
互換性がないので、各種パーツを一式(コンポ)交換になる。価格的には10万円オーバーだ。
タイヤも安くても数千円、決戦タイヤを奢ると万単位で飛んでいく。
悠々自適な暮らし向きの人じゃないと、なかなか“自転車ライフ”の継続は難しい。
プロフィールのアイコンにも使っているのが愛用のオークリー JAWBONE(ジョウボーン)。2009年に発売を開始したモデルで、特注カラー、当時としては珍しい遠近両用調光レンズを装着と・・・かなり無理して(金銭的にも)作ってもらったアイウエア。
その後、後継機種 Racing Jacket (レーシングジャケット)になったが、それも今はディスコン・・・。
つるの部分のラバーが経年劣化でべとついて不快だ。
amazonで交換品を入手。手に入るのは最後かな・・・と思う。
グダグダ書いてみたが、とにかくお金がかかる。それに見合った何かを得られるかどうか(走って気持ち良い、健康になった、痩せた、とか)でその投資分が返って来る・・・などと言い出した段階で駄目!
楽しいから走る、走りたいから走る、、、そんな原初的な衝動の当然の対価として消耗品にお金を使う・・・そんな感じじゃないと。
モチベーションってやつです。
このモチベーション維持のために自転車やパーツやウェア類を変えるという本末転倒なことになっていることが誠に残念だ。
中野通りの桜
宝の持ち腐れは避けたい
プロフィールの頭に自転車なんて書いている割には、全く乗っている気配がない(事実乗っていない)。
パワーメータなんかも持っているのです。
機材は一丁前です。
暖かい日も増えてきて、そろそろ走らないといかん!と思っている。
靴下が上手く履けない、座ったり立ったりが億劫など、もう中年というより老年の域に達する勢い(そんな勢い、要らない)。
ダイエットもしないとまずいことは重々承知している。
今より10kg落とさないと、楽しんでヒルクライム出来ない・・・恐ろしくて、峠には近づけない。
自転車のイベント(ヒルクライム、ロングライド)に出よう!というモチベーションもない(というかこの体で出たら失礼だ)から、自転車ダイエットだけを心の支えにしばらく頑張ってみる。
4月からと思う気持ちをグッと抑えて(意味が変?)、明日から頑張ります。
と退路を断ってみる。
宇都宮観光 - キリンに餌やり、観音様 -
以前、モヤさまでやっていて気になっていた動物園。
えっ?赤ちゃんおんぶして入場券売ってるの?
入園券売り場のお母さんに度肝を抜かれるw
働き方改革だ(;^_^A
各動物の厩舎に地元の企業とのタイアップなのか微妙なタッチの動物の絵の広告・・・モヤってるw
写真撮れば良かったかな・・・。
ここの売りは、餌やりです。
キリンに触れるのはたぶんここだけでは?
動物が近いです。
猛獣(ネコ科)もかなり近くて迫力満点。大っきな肉球も見放題だ。
許可とってますかね?
ですよね、そんなの関係ないんですよねw
檻に入れられている姿がどうにも哀れに感じる動物園もあります。
宇都宮動物園は、ちょっと清潔感は劣るものの、総じて動物たちは大らかで元気、不幸な感じが全くしなかったのは良かったです。
『茄子 スーツケースの渡り鳥』で描かれて、ロード乗りの聖地的な扱い(なのか?)になっている場所に行ってみた。
平日、雨降りでロード乗りは流石におらなんだ。
千手観音は別格だが平和観音は有難味が薄い感じがしてしまったのは気のせいか?
いやいや、気のせいだ。ありがたや、ありがたや。
ヤング・ゼネレーション - ヨーロッパのすね毛事情を知る -
最近、若い頃に観た映画が続々とBlu-ray化されて、イイ感じに金を巻き上げられて困っています。この映画もその一本。
ヤング・ゼネレーション(1979)
インディアナ州ブルーミントンを舞台に、大学へも行かず自分の目的を模索している4人の若者を生き生きと描いた青春映画。イタリアかぶれの主人公と彼が熱中する自転車レースを中心に、家庭の問題、大学生とのトラブル、恋などのエピソードを織り込んだスティーヴ・テシックの脚本(アカデミー受賞)を、ベテランP・イエーツが自然体でさらりと演出。allcinema
サイクル冒険野郎を夢見ていた小僧が、衝撃を受けた映画。
自転車選手はすね毛を剃らなければいけないことを、この映画で学んだ。
高校ではロードレーサー(今はロードバイクなんて言って、オートバイなのか自転車なのか分からない言い方をするが、昔はロードレーサーと呼んでいた)に乗ってスカしてた。この映画の影響も大きかったと思う。
学んだことは、すね毛事情だけではない。この映画で、洋の東西を問わず、不平等、不安、焦燥、閉塞感を感じながらも喜びと希望を持って人は生きていくんだと思った。
自転車映画って他には何がある?
自転車映画というジャンルがあるとすれば、向こうの作品は、ドキュメンタリーと最近のドーピング物しかないので、『ヤング・ゼネレーション』以外だと、日本映画が健闘している。
茄子 アンダルシアの夏(2003)
茄子 スーツケースの渡り鳥(2007)
勘違いしないで下さい。ぽい けどジブリ映画ではないです。
シャカリキ!(2008)
世代的には弱虫ペダルではなくシャカリキ!・・・でもなくて、ひとりぼっちのリンです。
シャカリキにならんか~い!の叱咤激励のへなちょこ具合がめちゃくちゃ好きです。
突っ込みどころ満載ではあるけど、かなり繰り返し観てしまっているのも事実。
中毒性のある大好きな映画。