韓国ドラマにハマる (その1)- 『国民死刑投票』『ヒップタッチの女王』
韓国の映画やドラマが気になるようになったのは、『パラサイト 半地下の家族』を観てからだ。
突き抜けた表現は、どこへの忖度なのか腰が引けている日本のものとは明らかに違った。
それから、韓国の映画をよく観るようになった。
最近はドラマにもハマっている。
きっかけは、『イカゲーム』だろう。
ドラマとしての求心力を全く失うことなく突っ走るストーリー展開やヒリヒリする焦燥感がたまらなくリアリティを生んでいた。ありえないのにありえることのように思わせるストーリーテリングに舌を巻く。
日本ドラマのどことなく箱庭的なリアリティのなさやツッコミの甘さに食い足りなさと苛立たしさがあったから韓国ドラマの面白さに狂喜した。
次に感動したのは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。
自閉症スペクトラムの女性弁護士を主人公にした社会派青春ドラマ。
最近だと、安上がりのB級ドラマ感がプンプンするけれど、韓国ドラマらしい強引さと展開の面白さがある『ヒップタッチの女王』を観ている。
もう一本は、『国民死刑投票』。
SNSでの正義は考えさせられるというか行きつくところがここなのかも・・・。
この着眼点とそれを作品にしてしまう勢いが凄いなと思う。