120rpm

ミル、キク、モノ、コト

韓国ドラマにハマる (その2)- 『いつかの君に』『ヒップタッチの女王』

押しの強さは国民性なのだろうか?
女性もどしどしと攻めてくるあのグイグイ来る感じは凄いと思う。

昔、中国の方とコンビを組んで買い付けの仕事をしたことがあった。
その時は、パーソナルスペースが狭いのか、妙に近くに寄ってくるからびっくりしたことがあった。その感じは個人差なのか国民性なのかは定かではないが。
もしかしたら、私たち日本人が特殊なのかなとも思う。良し悪しは別にして。

 

いつかの君に』は、

ハン・ジュニは恋人を1年前に亡くし、その死を乗り越えられないでいた。そんなある日、目覚めるとそこは1998年の世界で、しかも目の前には、亡くなった恋人と同じ顔の青年がいて……。

韓国ドラマ『いつかの君に』あらすじ&キャスト情報・見どころは?【OSTにNewJeansが初参加!】 | FILMAGA(フィルマガ)

というドラマ。

www.netflix.com

ドラマの内容云々ではなく、チョン・ヨビンの初々しい高校生役が凄いなと。
失礼だが、現在34歳の彼女が、10代を軽々と演じている。
日本のドラマでももちろんこういった演出はあるけれど、10代を“演じている”を約束事のようにこちらが肯定した上で成立しているように思う。

このドラマのチョン・ヨビンは違う。

本気度が違うのかな・・・それとも人に納得してもらうことにとてつもなく真剣なのかな。
先の話とつながるが、これも良い意味での押しの強さなのだろう。

ちなみに、このドラマは台湾ドラマ『時をかける愛』のリメイク。
オリジナルも配信しているので較べてみると面白いかもしれない(まだ、観てない・・・26話もある)。

 

ヒップタッチの女王』もそろそろ佳境か。

www.netflix.com

与太話の寄せ集めなような胡散臭さを漂わせながら、気がついたらえらくシリアスな展開になってきた。しかも、物語の真相に深く関わっていると思われた人物が次々と亡くなっている…どういう落としどころを準備しているのか、楽しみで仕方がない。

このドラマはその舞台設定はとてつもなく安価に作られていて、まあ、お金かかってないでしょ・・・ところが、人に興味を持たせる術はさすがだ。
芝居も喜怒哀楽を絶妙に織り交ぜながら、ストーリーの緩急が飽きさせない。

押しが強いと言ったけれど、引きも強いのね。