コンテイジョン
多分、今最もリアリティをもって迫ってくる映画だと思う。
コンテイジョン (2011)
新種のウイルスが世界に蔓延していく様を主人公目線というよりも群像劇として描いている。
やってはいけないことに関する描写など、まさにリアルと交差していく。
映画を作るにあたって、綿密な調査を行い、想定される事象を洗い出していたのだろう。
あまりの生々しさに息苦しい。
まさかこの映画の公開から9年後に、現実が追いついてくるとは・・・。
東北の震災以来、立て続けに起こってる災害・・・地震、津波、洪水、疫病・・・何時代だよ?
この映画に描かれたほどの致死率ではなく、この映画以上に人類の英知が勝っていることを祈ってしまう。
自宅待機をしているが“1カ月を経過するとそこからは休職扱いになる”と連絡があった。
無くても困らない、急ぐものでもない、趣味のものを扱っている会社だ。
営業停止をしても崩壊しないだけの体力のある会社だとは思うが、この状態で営業を続けている職場は狂っているとさえ思う。理解不能だ。
近々に営業判断が下るだろうが、従業員やお客の健康を考えない欲の皮の突っ張った会社だとの誹りを免れない。
まあ、それはそれ。利潤を追求する集合体とはそういうものだ。
自分の部下にも日ごろ言っていたのは、“会社も社会も国家も、自分を守ってくれるなんて思うな”ということ。
そういうことだ。退職後の予行演習だと思って楽しむことにするよ。
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